月別アーカイブ: 2015年2月

家ヨガ

東洋医学では、(ツボ)や(経絡)という考えがあります。
ヨガでは、生命エネルギーの流れをよくすることが目的です。
経絡を知ることによって、ヨガの効果も向上します。

経絡とは、不調を整えるための東洋医学のアプローチ方法の1つです。
人の身体というのは、
西洋医学や人体解剖では解き明かされない部分も多く、
生命エネルギーの流れなど、目に見えないものが存在していると
言われています。
それは、ヨガをすると感じることができます。

(経絡)とは、
昔から伝わってきた身体を流れる川のことです。
身体における、筋肉、筋膜、神経、血管というものを
全体で眺めていくと、経絡(経脈+脈絡)という名の
大きな川となっています。

私たちの身体の中には、
12本の経絡という大きな川が流れています。
また、その12の川とは別にさらに2本の川が流れ、
合計14本の川の流れが身体の中に存在しています。

現在の解剖学だけでは解明できない、身体の中にある神秘。
説明はできないけれど、うまく使うと身体には効くのが、
(ツボ)です。

「ツボにはまる(物事の大切なところをはずさない。急所をつかむ)」
という日本語が未だに生き残り、使われています。
やはり、ツボというものは、身体を元気にする
スパイスです。

人体の冷え、肥満、自律神経失調症、婦人科のお悩み全般、
肩こり、腰痛などに対してアプローチし、
改善が期待できるのが、ツボです。
ヨガも色々なポーズをすることによって、
経絡とツボをマッサージすることにつながります。

風水では、家をヨガするようなものです。

風水術は、人が快適に暮らしていくために
居住空間のあり方を占う術です。

自然界におけるプラスのエネルギーとマイナスのエネルギーを判断して
プラスを取り入れマイナスを取り除いて、
生き生きとした環境を創り出すことを目的としています。
これによって、
大自然の神秘的な恵みを受けて、
繁栄し発展することができるようになります。

住宅の風水をよくするには、家の中のエネルギーの流れを
判断することがポイントになります。
その家にとって、もっとも良いエネルギーを迎え入れ、
マイナスの作用をするエネルギーを避けることが大切です。

これから住宅を購入する方は、
次のことに注意してください。

一、家の敷地として、エネルギーの溜まる場所かどうかを見きわめる。
二、エネルギーの入り口である「玄関」を適切な位;置に設ける。
三、エネルギーの出口である「台所」を適切な位置に設ける。

森の樹を一本も伐らずに家をつくる

森の中へ家をつくります。
依頼者から「宿題」が出されました。

依頼者:「森の樹を伐りたくないんです。」

計画予定地は、森の中です。
都会では、森林公園でしか観ることのできない
大きな樹ばかりです。
依頼者の想いには素直に賛同できました。
しかし、かなりの難問です。

色々なアイデアを考えました。
とりあえず、

「現在の状況を把握することからだろう…」

と敷地の境界を測量する時に幹の太い樹木を選別して
生えている樹木の位置を測ってもらうことにしました。
いつもと違う「平面図」ができあがりました。
図面上に丸がいっぱいです。

建物のプランを考える上で、
なるべく樹を伐らないように氣をつけました。
従来の一般的な建築のやり方では、
家を建てるから、ビルを建てるから、マンションをつくるから、
ブルトーザーで山を切り崩し、さら地にしてしまい、
草一本生えていない土地にしてしまいます!
そこから、プランを始めるのが一般的でした。
しかし、この事例では、樹を伐ることが許されません。
ましてや家をつくるのは森の中です!

建築プランに際し、
平面図とニラメッコです。
丸印をかわすように、線を引いていきます。
ある程度、建物のプランが完成したところで、
小休止しました。
引いて図面を眺めて観ると…

「結構…おもしろい…」

樹を斬ってはいけないという制約条件が
デザインプランをおもしろくする結果に
結びつきました。
そこには、有機的な“形(かたち)”が
できあがっていました。
“曲線”のプランです。

結果ですが…

森の環境にとけこむ建物になりました。
自然界には、直線ものはありません。
周りをみわたしてください。曲線のものが多い
ことに氣づきます。
曲線でデザインしたほうが自然環境へと
良くとけ込みます。
違和感を感じません。
自然なのです。無理がありません。

驚いたことに…

風水鑑定をしたのですが
風水から鑑定しても、
ベストなプランでした。

鳥の翼、植物の葉、昆虫の形(かたち)を
思い出してみてください。
鳥は大空を飛ぶために、あの形をしている翼を
持っています。
植物は、森の中で生きていくために長い時をかけて
あの形(かたち)になっています。
一番良い形、理想の形に落ち着いた結果です。

森の樹を伐らないようにした事によって、
偶然ですが…
一番良い形、落ち着いた結果になりました。
無理がないのでしょうね。
「宿題」をすることによって、
また、風水の真髄を学びました。

この家のプラン、森にとけ込んでいます。

(参考鑑定料)設計費とあわせて、
*周辺環境の分析、(風)と(水)のエネルギーの流れ分析
*森の環境にとけこむ建物プラン