風水ブームによる誤解

(本当の風水を生活に取り入れよう!)

かつてより、風水ブームが始まりました。
20年以上が経過しました。
この間、風水師と名乗る多くの人が
開運法を携えてテレビや雑誌に登場し続け、
今では幸運を呼ぶテクニックとして
すっかり定着しました。

しかし、風水の本当の意味や効果的な技術は、
まだほとんど知られていません。

現在、知られている風水は、
ラッキーカラーを身につけたり、どこそこの方位に
何々を置くと簡単に強運になれるというような
お手軽なインテリア開運法だと誤解されたままです。

また、”西に黄色いもの”を置いたり、
“黄色い財布で金運アップ!”など、
誰もが同じ方法で開運できると信じられています。

これは、風水発祥の地・中国で実践されている
本物の風水とは、根本的に異なっています。

なぜなら、本来の風水は、
まず人と家の相性を占い、
その相性で開運効果は、ほぼ決まってしまうもの
だからです。

間取りやインテリアの配置、
ラッキーカラーなどの開運アイテムだけでは、
それほど大きな効果は望めません。

また、そこに住んでいる人の生年月日が異なれば、
対処法も全然違ってきます。
誤ったテクニックを実践すると、かえって運気を
下げることになりかねないのです。

というわけで、ここでは、
風水の中でも最もポピュラーな「風水術」を
主に取り上げていきます。

風水は昨今、
中国・台湾・香港・韓国・シンガポールなどの風水先進国はもちろん、
欧米でも多数の支持を得ています。

いうなれば風水の基本であり、風水師の常識です。
伝統風水を実践することで、
みなさんの生活がよりハッピーになることを願っております。

(風水ブームによる誤解)

「建築家」という仕事は、不思議な仕事です。
毎日、不思議な事、モノに出会う機会があります。

身近な例でお話ししますと、
家が完成すると、「地鎮祭」を行います。

したがって、
建築家は、「地鎮祭」へ、
ほぼ日常的に参列させていただくことになります。

「地鎮祭」を
頭の中で想像してみてください。

普段は、絶対にみることもないような衣装をきた人が、
奇妙な呪文を唱えて奇妙な動きをして
お祓いをします。

普段、神や仏の存在を気にしていない人たちが
「家相」を気にします。

それに、お金を支払います。

そんな世界です。

ただ、誤解しないでほしいのは、
私を含め、建築家たちは、
霊能者のようなアプローチはしていません。

「気学」および「風水」を基本に【家相】について考え、
住みやすい住空間を提供しています。

その事に集中しています。

先人たちの智恵の蓄積をたよりに
分析、評価をしています。

これは、4千年分の蓄積があります。
先人たちの【智恵】のデータベースといえます。
確率統計の世界です。

霊能者の世界とは異なる点です。

私たちの先祖たちが、
「こういう場合は、家をこんな風につくってはいけない・・・・」
「こういう場合に、このようにつくると、こういうことが起きてしまう・・・」
という経験を積み重ねてきて、体系化したノウハウなのです。

そんな中で、私が体験した実例です。

経験のひとつとして、あらたに積み重ねた事例です。

(風水ブームによる誤解)

「風水」ブームですが、
本当の伝統的な「風水学」を知っていますか?

一般のテレビ番組や雑誌などで
有名な風水を語る人に対して、
疑問を持っていませんか?

真実の風水を研究していくべきです。

日本で有名な人の「風水」をよく調べてみると、
日本で風水というと、C氏(一級建築士・家相研究家)です。

私は、
「伝統的な風水」とは、まったく、異なるものであると認識しています。

よく、有名人の風水師は、テレビ番組の中で、

「西に黄色のものを置くと金運が良くなる」

などと発言しています。

有名人の風水師が、
「風水」と呼んでいるものは、
カナダ、アメリカで言う「ニューエイジ風水」です。

つまり、伝統的なものとは異なるものです。
また、安易に実践すると、有害な場合もあります。
あくまで、
個人が楽しむ範囲では良いと思います。
効果は期待できないと思います。

「ニューエイジ風水」は、一個人が楽しむ範囲なら
問題は無いと思います。

「人に勧めて良い物」ではありません。
むしろ、危険なものです。

風水の伝統的な理論、技術の活用、分析がないため
「風水効果」はありません。
原書の活用、理論の分析、伝統的な風水判断等がありません。

C氏が「風水」と言っているものは、
中国、台湾、北米、欧米、東南アジアなど
「本場の風水師」の使う風水技法とは一切関係ありません。

ここでは、
個人的批判、中傷を目的にしているものではありません。
伝統的風水とは異なるものがあると言うことを
知って頂くためです。

因みに、C氏以外にも、
「風水」というタイトルで、内容が関係ないものが多いです。

しかし、
これらについては著者名を挙げると数にはきりがありません。

これからは、みなさんも、
「有名だから正しい」という考えは改めて、
選択取捨をしながら風水情報を集めることをおすすめします。

近年の風水事情では、
「家相学=風水学」として
みられてきたところがあります。
そのため、
家相の理論であって、風水の理論にはない
「鬼門」が、風水師の口から語られていることがよくあります。

一般的には、上記の「有名人」から得た情報を元に
「風水」を調べる方々がたくさんいますが、
家相、気学、オリジナル占いの集合体として
「風水」という名前が使われている場合が多いことをご理解ください。

風水に興味を持たれた方々は、
話を鵜呑みにせず、
少し立ち止まって考え、調べることをおすすめします。

(風水師の立ち位置と現状の評価) 

日本で、風水師という人を多く見るようになりました。
スピリチュアルブームだからでしょう。
「オーラの泉」のような番組が
ゴールデンタイムで放映されるようになりました。

しかし、風水あるいは風水師の現状の立ち位置について
考察不足な感じは否めません。

まず、車の運転のように、
「免許証」や「資格」があるわけではありません。
したがって、
法律規定上の職業の分類整備はまだされていません。
今後においても、分類整備などは未定の分野です。

名刺に、そう印刷してしまえば、形はできてしまいます。

また、日本では、
テレビや雑誌以外での風水師のイメージが弱く、
占い師の延長線上のような受け取り方がされています。

分類がはっきりしていない以上は、
名刺を刷って作り、名乗っても、法的問題はないのです。
こういう実情もあり、
占い師と風水師の線引きはまだ曖昧なままであり、
今後もいつまで続くか分かりませんが、
誤解を与える続けることになるのは確かなことのようです。

(伝統的な風水学とは何か?)

「風水学の効果とは?」

風水学は、まず、
「何でも願いの叶う術」という考えは
捨てて接して下さい。

風水学は、個人の能力を引き出す術です。

つまり、
風水は個人の本来持っている力を引き出すための
環境の整備を支援するノウハウなのです。

能力を引き出して、
開運に導くので、
当然ながら不可能なことも存在します。

また、信仰・神仏とも分離して考えて下さい。

ですから、
“信じる”、“信じない”という言葉は一切使えません。
代わりに、「実践する」
という言葉を使って下さい。

また、「占い」ではありませんから、
「占う」も不適切です。

風水学の術の種類は、主に3種類あります。

山や川などの地形を見て気の流れを読み、
人を埋葬したり、
都を作るときに活用される龍脈、龍穴、砂、水を
中心に判断する「風水地理」があります。

私たちのように、
生きている人間が活用する
「陽宅風水」(家)

そして、
死者のための「陰宅風水」(墓)があります。

陽宅は、住んでいる人全員に影響を与えます。

ここで、「墓」という言葉がでますが、
日本で言う「墓相」とは全く異なります。

陰宅術は、
子孫に影響を与えるとされています。

日本では陰宅の知識のある人は非常に少ないのです。
古代の風水は主に「人を埋葬すること」を
主体に考えられています。

陽宅ですが、
生者が自分の能力によって幸運をつかみ取る術です。

もちろんのこと、
努力なしには開運も、できません。

伝統的な風水学は、
個人の能力と正しい実践をして初めて
開運できます。

「風水の効果とは物事がうまく進むことです」

(歴史と実践)

ここからは昔、
どのような目的で風水学が使われていたか
説明したいと思います。

古代中国では、
子孫繁栄のため、
貴族、皇帝などの間で埋葬の場所・時刻を選んでいました。

まず、風水地理は、
山や川等、自然の地形から吉地・凶地を選び出す術です。

そのため、相宅、相地という言葉が
古くから使われてきました。

昔の中国では、
地形と埋葬の関連を重視しました。

なお、埋葬の場合、
日時と方位を選び出す必要があります。

古くは、埋葬のための術として、風水が使われました。

次に、陽宅風水は、私たちが実践できる術です。

最後に、陰宅風水です。

1宿命、2運気、3風水、4陰徳、5勉強という諺が
中国にはあります。

そしてこれらは何を指しているかというと、
1の「宿命」は、先天的で自分の力では何ともならないこと、
つまり、人種(自分が何人やあるいは両親の国籍が異なる等)、
持病の有無、等です。

「運気」とは、
自分の生涯で巡ってくる「運」の事です。

風水や占いと関係がない人物でも、
「今日は宝くじが当たり、運が良かった」等、
運がよい、悪いという言葉は使います。

つまり、
その人に巡ってくる「運」であり、
そしてこれは宿命とは別です。
なぜならば、
宿命とは人間の力では変えられないものが宿命であり、
「運気」とは、
その人間の生涯で巡る「吉運」や「凶運」は、
全て「運気」というものだからです。

そして、
それを効果的に好転させるのが、
「風水学」
であると言うことです。

風水で、吉運を呼び込むためには、
陰徳(見えないところでよいことをする)を積む、
勉強(様々な学習)をして、知識を増やしていきます。

みなさんは、
風水が特別なものと思っておられる方も多いはずです。

そこで、私が「これは実践できそう」と思える
身の周りの風水をわかりやすい例として取り上げます。

よく一般的に使われる手軽な方法ばかりを
ピックアップしました。

1:時計・カレンダーは必要以上に置かない。

理由:時間の経過を示すものである
カレンダーや時計は、長寿思想に反するので、
あまり多く置くのは良くない、とされています。
この時計とは、腕時計も含みます。

2:サボテンや盆栽は室内に置かない。

理由:サボテンは、
棘が殺気を発するため、室内ではなく、屋外に置くのがよい
とされています。
また、盆栽も、
人工的に成長を妨げられた植物なので、
置くのは良くないとされています。

つまり、
長い年月をかけて巧妙かつ、人工的な盆栽です。

最も害の少ない方位は、北45°です。

3:刃物類(ハサミやナイフなど)鋭い物はギフトとして送らない。

理由:鋭い物や尖っている物、刃物類
(ハサミ、ナイフ、ワインオープナー、ペンナイフ、ドライバー、ハンマー、ドリル刃など)は贈らないようにしましょう。

4:金魚か鯉を飼う。

理由:金魚か鯉を飼うことは、
その家の人物の身代わりとなって
不運を吸収してくれると信じられています。
理想的な組み合わせは8匹が黄金、または赤で、
1匹が黒の金魚です。

飼う場所は寝室、トイレ、台所は
避けて下さい。

5:欠けた器やカップを使わない。

理由:欠けた器は、口を切ることを意味し、
言葉に否定的な影響を与えるので欠けたもの、
陶器類を置いてはいけません。

ひびや欠けのある器は使うのを避けて下さい。

6:新鮮な花を置き、しおれたり、枯れた花は捨てる。

理由:リビングに花を飾ることは、
良い気をもたらしてくれます。

花がしおれはじめたり、色あせてきたときは、
その花は殺気が発生しているので、飾るのを避けて下さい。

7:掃除用具類は見えない場所に保管する。

理由:出しっぱなしにされている箒は、
家族のご飯茶碗と暮らしを掃き出す事を表すので、
見えない場所に保管しましょう。

8:北に1匹の亀を飼う。

理由:長寿の象徴でもある亀を
北の守護神でもあり、
職業運を良くする方法として使えます。

1匹は、ペアよりも幸運な飼い方です。

9:トイレ・バスルームは飾りすぎないようにする。

理由:大きなトイレ、・バスルームに
過剰な設備をつけると
悪い風水を作り出してしまいます。

ですから、ひっそりと小さい
バスルーム、トイレが良いのです。

10:良い身だしなみは良い風水を生み出す。

理由:良い身だしなみとは、
宝石などの高価なもので着飾るものではなく、
バランス良く調和が取れて、
きちんと清潔に見えることを意味します。

バランスと調和が取れていれば良いです。

(日本式家相と風水学の違い)

日本式家相に対し、
「風水」という言葉を使っている本が
非常に多くみられます。

「日本式家相」との相違点を知り、
「家相」に
「風水」という言葉を使う人や、
使っている書物を区別しましょう。

家相でよく言う「鬼門・裏鬼門凶方位説」は、
科学的根拠はありません。

なぜなら、
災害等との関連を明確にした事例はみあたりません。

風水では、
建物の向き、生年月日の2つは、
どの流派でも、必須事項です。

家相では、特に考慮しません。

方位に関しては、
風水では、生年月日、建てられた年などで、変化します。
家相では、方位毎の固定的な意味付けがあります。

北東・南西についても、
一概に凶方とせず、
生年月日、建物の向き、建てられた年等で変わります。

家相では、「鬼門」・「裏鬼門」として、
万人に悪い方位とします。

家と環境の関係について、
風水では、山(家、塀など)と水(道路、海、川など)の関係で
影響が変わります。
周囲の環境も、
生活上、不快と感じるものは
悪い風水の例となります。

家相では、特に、
家と環境の関係による判断はしません。
つまり、
家の中だけを対象にして判断します。

家相学と風水学のどこが違うかというと、
基本的な「目的」の違いが大きいです。

家相学は、
日当たりを重視し、
住みやすい家を生み出すことに
重点があります。

そのため、
「方位」をかなり重視した説明が
されます。

風水学は、
方位の尺度も、
「生年月日」などで変わるため、
住む人や場所によって、
結論が異なります。

さらに、風水では、
努力と流派の組み合わせで、
幸運(具体的には健康で過ごせる等)
を招くように、理論が整備されています。

家相では、“いい・わるい”だけです。
解決策が提示されません。

(風水の効果について)

企業や商売では、
「数字」という形で、
風水効果が確認できますが、
個人宅の場合、
「効果」の見分け方が変化が小さく、
見分けにくい現実があります。

個人宅の鑑定の時、
「効果はありますか?」
と問われると、
「何をもって効果といえばいいでしょうか?」
と聞き返す必要がでてきます。

商売、会社等は、
「人数」「契約数」「雇用者数」といった、
「数字化」しやすい基準があります。

「数字化」で、
効果の判断がしやすい面があります。

ある意味「わかりやすい」のです。

しかし、個人宅は、
「変化」が少ない上、
核家族化の問題もあり、
風水の吉凶判断がしにくい面が
あることは事実です。

個人ひとりひとりに、
その時期ごとに
必ず、「危険な干支」があります。
行っては行けない
「方位」があります。
決して、
行動を起こしてはいけない
時機があります。

つまり、個人の星回りによって、
不利な組み合わせになることがあります。

この時、
「病気」や「怪我」などがない、
もしくは、「最小限度」であれば、
「効果があった」と判定することができます。

一般的に、
病死するような星回りの場合、
「危険な干支」が
巡っていることが多いです。

この基準はかなり、
信頼できます。

風水では、
「人丁が旺じる」という表現をします。

一般的に、
「一つの建物、もしくは一軒の家に多数の人数が住むこと」です。

風水効果は、
「建物の中の人物すべてに影響を与える」
これは大原則で、間違いのない事実です。

そこで、問題になるのは、
「人口が少なくなれば、効果が小さくなり、制限される」
という重要な事実を見落としているケースがあまりにも多い、
ということです。

そのため、
風水効果を大きくする方法は、
祖父母~両親~孫といった、
複数世代同居型の陽宅の観点を持つことです。

「人口が少なくなれば、
風水効果も小さくなり、
影響を受けても、
感じにくくなる」
ということがいえます。

特に、専業主婦や学生など、
一定の習慣サイクルに変化がない場合、
判断が
一般的には、しにくいといえます。

したがって、
一般住宅で、特定の生活習慣以外に変化がない場合は、
「病気」を基準に判定するのが効果的です。

月の六十干支は、
5年間で一周します。
それゆえ確認は、それほど困難ではないと考えます。

小細工的、応急処置的な風水よりもまずは、
「一軒当たりの家の人口数を増やす」方が
確実に効果がでることを認識すべきです。

効果優先であれば、複数世代同居が望ましいです。

あなたがどうがんばっても
解決できない問題だとすれば
どうしますか。

目に見えない力、
影響によるものだとすれば
これまでのあなたの経験や知識、
多くの本やセミナーで得た知識も
人生経験を注ぎこんだとしても
解決することはできません。

人生を変えてしまうような
建築、土地だったら、どうしますか。

あなたの悩みの原因が
いますんでいる家や
その家が建っている土地だったら
どうしますか!

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