湯客数が右肩下がりの傾向の中にありました。
温泉街を再生するプロジェクトでした。
集客を強化することが命題でした。
年間観光客数を伸ばすことが求められました。
そこで、“風水術”を使って、
街をつくり直します。
風水を都市計画へ応用させます。
まちづくりを実施します。
山で囲まれた温泉場です。
山の北側斜面に面している温泉街です。
日照時間が短いのが特徴です。
周辺の山々から飛んできているエネルギーを
街の中へ誘導させます。
街の中を縦横無尽に、エネルギーが
駆け巡るように街の構造を変えました。
最初は、風水を封印しておりました。
妖しいとおもわれる事を恐れていました。
しかし…告白する時がきます。
そもそも、このプロジェクトは、
この温泉場がある町の町長と一緒に
計画したものです。
共に計画を進めてきた町長が
病気のため入院しました。
お見舞いに行きました。
ベットに居る町長とゆっくり
話しができました。
話は、自然にプロジェクトの話しへと。
「先生、街をどんなふうにしたいと
おもいますか?」
町営の入浴施設、公衆トイレなど
施設のプランについて説明をしました。
ある瞬間!閃きました!
「今なら…本音を話すことができる…」
私は思い切って町長へ自分の思い
を伝えました。
「“風水”を使って、街を生まれ変わらせたい!」
町長は、私の話しをだまって聞いていました。
「先生へまかせました…思い切りやってください!」
病床での男と男の約束です。
街の再生を観る前に、町長は天国へ。
街の中へ
新しい風が吹き込みました。
街は、生まれ変わりました。
目に見える結果も徐々に出てきました。
湯客数が少しずつですが、
増えていきました。
疑いの目でみていた役場の職員たちや
旅館のオーナーたちも
湯客数が増えて、街に活気が戻ってくると、
やがて心を開いてきました。
数字で示せる結果は、とてもわかりやすいです。
説得力があります。
このプロジェクトは、12年間続きます。
「宅地」や「住む家」だけではありません。
風水で考える”調和”にもとづいて、
都市をプランニングする
ことができます。
風水理論によって、
ビルなどを建て、街をつくることもできます。
”心地いい”街をです。
住みやすい街をです。
「風水」は、
“気持ちがいい”空間をつくれる思想です。
「風水」(Feng-sui)では、
自然は、その地域で暮らす人たち、
家に住む人たちの主観や感情を抜きにして、
成立しないと、考えます。
”人と自然との調和”は、
ある種の「美学」であり、
そこで暮らす人たち、家で過ごす人たちが、
”気持ちがいい”
”心地いい”
と感じないかぎり、
成立しているとはいえないと考えます。
墨絵や山水画の中によく、
作者を絵の作品の中に描くことが多いです。
これも、
“風水”の考え方に近い証拠です。
対象である自然と人とを
区別することはないからです。
ある作者が、作品をつくる。
個人的に。
そのつくられた作品を鑑賞する人も、
美しい、と感じるような
「共同幻想の美学」
であると考えることができます。
「風水」も同じ美学をもっています。
”心地いい”あるいは”気持ちがいい”
と共感をもって感じられる世界をつくる、
「共同幻想の美学」
であると考えることができます。
風水を応用すれば、
そこに居さえすれば安らぐことができる、
ちょうど、「フィンドホーン」に
居るような空間をつくりあげることができます。
お気に入りのリゾート地へ
バカンスへ行ったときのような体感
を感じることができる
空間、場所づくりができます。
<参考鑑定料>
施設の設計料とあわせて、1,200万円
私が行った項目は、以下のとおりです。
*温泉街の総合計画
*周辺地域からのエネルギー分析
*エネルギー分配計画




